経営の透明化とスタッフの信頼関係
無料のGoogleサイトを使って会社の業績・情報を社員全員に公開した結果、スタッフのレベルアップ、組織の透明化、信頼関係の向上、コミュニケーションの増加が実現しました。数百万円のシステムではなく、無料ツールが会社文化を根本から変えた実例です。
書籍「デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本」(著:角野嘉一 / 合同フォレスト)より要約・再構成
著者が最も重要視したのは「企業業績の見える化」でした。スタッフと会社の信頼関係を深めるためには、会社の情報を透明化することが必要だと考えたからです。経営者だけが業績を知っていて、スタッフは何も知らない──この状態では、スタッフが会社の方向性を理解して自律的に動くことはできません。
「スタッフと会社の信頼関係を深めるためには、会社の情報を透明化することが必要だと考えました。」
―― 書籍より
Googleサイトには、会社の業績、各部署の取り組み、スタッフそれぞれの情報などを掲載しました。どのような情報がサイトで透明化されているかは、今ではスタッフそれぞれが自身の仕事の着眼点にするなど、非常に有効なツールになっています。また、各部署だけで持っている情報を、部署を超えて共有できるようになりました。
業績を公開したことで、スタッフが「今月の収支は先月と比べると…」と考えるようになりました。勇気がいることですが、業績を公開することで、スタッフ同士で業績や取り組みを議論にもつながっていきます。そして、会社の成長や文化づくりにも寄与できるものなのです。
「業績の公開は、スタッフのレベルアップ「組織の透明化」「信頼関係の向上」「コミュニケーションの増加」などにもつながっていく。」
―― 書籍より
Googleサイトの最大の特徴は、アナログの掲示板では管理できなかった情報を、ファイルやデータがそのまま表示されることです。これにより、いろいろな管理ツールで、担当者一人ひとりに現在の営業状況のレベル感を書き込んでもらい、共有するという方法が実現しました。より効果的な方法を模索し、Googleサイトならば、ムダな時間もなく便利なのではないかと考えました。
経営情報の透明化がスタッフの自律性と信頼関係を生む
Googleサイトは無料で使えるが、会社文化を根本から変える力がある
部署を超えた情報共有が、コミュニケーションと組織力を高める
業績公開は怖いが、それがスタッフの成長と会社の成長につながる