優先順位をつけてムリなく進めるデジタル化の手順
「デジタル化を進めたい」と思っても、何から手をつければいいかわからない。そんな製造業の経営者・担当者の方は多いのではないでしょうか。著者・角野嘉一は、まず「書類管理」から始めることを推奨しています。書類管理のデジタル化は、投資対効果が高く、現場の混乱も少ない、最初の一歩として最適な取り組みです。
書籍「デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本」(著:角野嘉一 / 合同フォレスト)より要約・再構成
どんな業務を行っている会社でも絶対にデジタル化したほうがいい作業の具体例として、書類管理が挙げられます。書類管理のデジタル化対象は、顧客情報・取引先の情報・共有マニュアル・商品リスト・在庫表・伝票・支払い関連・稟議書・申請書類のフォーマットなどです。これらをデジタル化することで、「探し物の時間」を大幅に短縮できます。
「どんな業務を行っている会社でも絶対にデジタル化したほうがいい作業の具体例として、書類管理が挙げられます。」
―― 書籍より
書類管理をデジタル化する最大のメリットは「検索性」です。デジタルの強みは「検索のスピード」です。どこにしまったかを考えることもなく、書類を探す必要がなくなり、一瞬でアクセスすることができます。書類をきちんと名前を付けてデジタル化すれば、「あれはどこにあったっけ」と探す時間がゼロになります。
製造業では特に、設計図面・仕様書・検査記録・出荷記録など、案件ごとに大量の書類が発生します。紙で管理していると、案件が増えるにつれて書類の山が積み上がり、必要な書類を探す時間が増え続けます。また、複数の担当者が同じ書類を参照する必要がある場合、紙では一人しか見られませんが、デジタルなら複数人が同時にアクセスできます。
「書類をきちんと名前を付けてデジタル化すれば、「あれはどこにあったっけ」と探す時間がゼロになります。」
―― 書籍より
エムネットくらうどでは、案件・工程・顧客情報と紐付けた形で書類を管理できます。受注情報に設計図面を添付し、工程進捗と合わせて確認できるため、「どの案件のどの工程で、どの図面を使っているか」が一目でわかります。また、バーコード管理機能と組み合わせることで、現物と書類の照合も効率化できます。
書類管理のデジタル化は、投資対効果が高い最初の一歩として最適
顧客情報・マニュアル・在庫表・伝票など、まず「よく探す書類」から始める
デジタル化の最大のメリットは「検索性」──探し物の時間がゼロになる
案件・工程と書類を紐付けることで、製造業特有の複雑な書類管理が解消される