課題解決の手段の知識を増やす方法
仕事の効率化とは何でしょうか。著者・角野嘉一は「業務上の課題を減らし、仕事の効率化が図られること」と定義します。そしてそのためにまず必要なのは「知識を増やすこと」だと言います。課題を解決するための手段を知らなければ、解決策を考えることすらできないからです。
書籍「デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本」(著:角野嘉一 / 合同フォレスト)より要約・再構成
仕事の効率化の基本は「ロスを減らすこと」です。ロスとは、無駄な移動、無駄な待ち時間、無駄な確認作業、無駄なやり直し──こういった「本来やらなくていい仕事」のことです。これを一つひとつ特定し、減らしていくことが、効率化の第一歩です。
「仕事の効率化の基本は「ロスを減らすこと」。そのためにまず必要なのは、知識を増やすことです。」
―― 書籍より
課題を解決するための手段を知るには、①ネットや書籍で情報や事例を集める、②取引先や友人に聞いてみる、③専門性の高い事柄はコンサルに一つの手段として聞く(ただし丸投げは禁物)、④同業の方に聞いてみる──この4つが有効です。特に「人に聞くこと」は、ネットでは見つからない実践的なヒントを得られる最も効果的な方法です。
コンサルは社外の方なので、あなたの会社の細かい事情を完全には理解できません。コンサルに相談することは有効ですが、あなたの会社が主体となって行動するようにし、一方的にお任せしてしまう方法はおすすめしません。コンサルのアドバイスを参考にしながら、最終的な判断と実行は自社で行うことが大切です。
「コンサルは社外の方なので、あなたの会社が主体となって行動するようにし、一方的にお任せしてしまう方法はおすすめしません。」
―― 書籍より
著者の会社・日本ツクリダスでは、以前は図面をガサゴソと抜き取って自分の分を探していました。「あの仕事は誰がやっているんだ」という状況が常態化し、時間を浪費していました。この課題を解決するために、まず「何が問題なのか」を明確にし、「どんな手段で解決できるか」を調べることから始めました。デジタル化は、その結果として自然に選ばれた手段でした。
仕事の効率化の本質は「ロスを減らすこと」
課題解決の手段を知るには、ネット・書籍・人への相談が有効
コンサルは参考にしても、主体は常に自社であるべき
デジタル化は手段であり、まず「何が課題か」を明確にすることが先