「あの図面はどこだ」を永遠になくす仕組みづくり
製造業の現場で最もよく聞かれる悩みの一つが「図面が見つからない」問題です。数カ月前に製造した製品に不具合が出たとき、その設計図面が見つからない。デジタルで管理していれば、瞬時に取り出せ、お客様への対応スピードも信頼度も大きく変わります。
書籍「デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本」(著:角野嘉一 / 合同フォレスト)より要約・再構成
紙で図面を管理していると、数カ月前に製造した製品に不具合が出たとき、書類で保管している設計図面を探す時間が発生します。見返さなければいけないのに、書類で保管している設計図面が見つからない……。これがデジタルならば検索で瞬時に取り出すことができ、迅速な対応ができます。お客様の信頼度も上がるはずです。
「デジタルならば検索で瞬時に取り出すことができ、迅速な対応ができます。お客様の信頼度も上がるはずです。」
―― 書籍より
図面管理のデジタル化は、①写真やスキャンを残しておくフォルダを作成する、②フォルダを検索する──この2つのステップだけです。Dropboxなどのクラウドストレージを使えば、スマートフォンで写真を撮るだけで図面を保存でき、動画を保存する、スキャンをするという機能も備えています。当社でも、この方法で紙の山をデジタル化しました。
ただし、図面管理においてもアナログの強みは残ります。製造業の場合、打ち合わせのなかで思いついたアイデアをすぐに書き込め、ほかの人に知らせるまでもない、図面をもとに仕事が始まるという場面では、紙の図面が依然として有効です。デジタル化するのは「保管・検索・共有」の部分であり、現場での使用はアナログのままでも構いません。
「製造業の場合は、図面がお客様から提供され、その図面をもとに仕事が始まります。」
―― 書籍より
エムネットくらうどでは、PDF・DXF・DWG・JWW・SXFなど主要な図面ファイル形式に対応した図面管理機能を搭載しています。案件ごとに図面を紐付けて管理でき、工程の進捗状況と合わせて確認できます。また、Dropboxとの連携にも対応しており、既存のファイル管理環境をそのまま活用しながら、生産管理システムと統合することができます。
図面のデジタル管理は「写真・スキャン→クラウド保存→検索」の3ステップで実現できる
現場での使用はアナログのままでも、保管・検索・共有はデジタルが効率的
PDF/DXF/DWGなど主要形式に対応したシステムで、既存の図面をそのまま移行できる
案件・工程と図面を紐付けることで、「どの図面がどの案件のものか」が一目でわかる