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エムネットくらうどは”入力のエラー”を出しません!

実はエムネットくらうどは案件や工程などの情報の入力/登録をしているときなどに「エラー」が出ません。出しません。
??どういう事って一瞬よくわからないかもしれませんが、ご説明します!

どうしてエラーを出さないの?

エムネットくらうどは現場を抱える町工場が開発したシステムだからこその発想で、入力しているときの必須項目を無くして先に進めない入力エラーを極力出さないことにしました。それはなぜかというと、多くの方がエラーが出ると嫌だし、怖いし、先に進まなくて諦めてしまうからです。

入力エラーが出て先に進めないと、事務所でパソコンに慣れた人でも対応が面倒で、現場でエラーの対応をしていると本業の加工のお仕事が進まなくなってしまいます。


入力エラーがでるとどんな事が起こる?

  1. 間違った個所や入力すべき情報を調べる必要が出てくる
  2. 調べたり、正しく入力するために業務が忙しい時でも時間がかかる。

という感じで、大変です。入力エラーが出て先に進まなくなったときに、人はどうするかというと

・入力エラーが出ないように必要な情報を調べてきちんと入力する。
・あとで対応しようと入力せずに仕事を進める。
・エラーが出ないように適当な情報を登録する。

おそらくこのいずれかになるのではないでしょうか。しっかりと仕事を管理したくて導入したシステムなのに「入力しない」「適当な情報を登録する」となってしまうと、本末転倒ですよね。

結果、情報が管理できない使えないシステムとなってしまい、社内で使われなくなってしまうこともあります。思い切って生産管理ソフトを入れたのに、本当にもったいないですね。

どう「エラーが出ない」のか、象徴的な例をご紹介します!


メニュー画面から、新規の情報(案件情報)登録をする「新規案件登録」ボタンをクリックします。



こちらが新規登録です。

赤枠で囲った部分が案件(お仕事)の基本情報になります。仕事を依頼くださった顧客名や担当者、受注日、納期など基本的な入力項目が表示されています。


管理のために上記の赤枠内を入力するわけですが、こういったことはありませんか?

・納期はまだはっきりわからない
・急いで現場に図面を回して作業開始したいからデータ入力よりも先に作業を進めたい。

一般的な生産管理ソフトでは、顧客名や品名など基本情報などは必須となり、入力をしないとエラーが出て進まないことが多いと思います。でも、エムネットくらうどは何も入力せずに保存ボタンを押しても「エラー」が出ません。顧客名すら入力しなくても入力エラーが出ません。

エラーが出ません!!




何も入力せず、いきなり”保存”をクリックしてみましょう。





御覧の通り、「エラー」は表示されず、管理番号であるバーコードが発行されました!

このバーコードを印刷して図面や指示書に貼り付けて現場にまわしてすぐに加工の仕事を始めることができます。ですので、とりあえず登録〜バーコードを発行して後で時間がある時や、事務員さんがいる時にデータの登録をすれば大丈夫です。

実際には顧客名など最低限の情報は入力しておいたほうが良いので、本記事では極端な例をお伝えしましたが、この「エラーを出さない」思想をシステム全体にもっています。



管理システムなので、上記の画像のように様々な情報を管理できるように入力項目はたくさん用意されていますが、入力必須ではなく自分たちが管理したい情報だけ入力していけばOKという柔軟さを持っています。

導入当初は最小限の情報を入力して運用を開始、慣れてきたら工程単価や基準時間や工作機械機械の情報などを入力して原価計算など様々な情報分析にデータを役立てる事もできます。

「エムネットくらうど」はパソコンが苦手な人でも使えるシステムを目指して開発しました。

分析の前にまず管理をしっかり行えるようにするという運用であれば、単価などは最初はいらないかもしれません。エムネットくらうどは単価入れなくても運用ができますので、少しづつ始めることができるところも強みです。

実はエムネットくらうどは「マスタ管理」がないという別の特徴もあります。こちらはまた別の記事でご紹介します!

お読み頂きありがとうございました!