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漫画M:net 第4話「工程(進捗)を見える化 ~営業編~」
みなさん、こんにちは! M:netスタッフのKです。 いつもブログ並びに漫画M:netをご覧いただきありがとうございます。 早く次を読みたいというお声もいただくようになりうれしい限りです。
M:netを導入したT本製作所のT本社長ですが、今回は納品先でライバル会社のAAA鉄工のA島さんと鉢合わせてしまったようです。 ルート的な営業ですと、ライバル会社と会うのはよくあることですよね。
さて、どうなりますやら。
電話を使わずに進捗状況を確認して効率化
納品先のM田社長から訪問して早々に進捗状況の確認を頼まれました。
元気なA島さんは勢いよく電話して本社に確認しています。この際、訪問前に調べておけばいいのにとか、そんな素朴な疑問は持ってはいけません。きちんとした営業さんだったらあらかじめ聞かれそうなことは、訪問前にある程度調べておくはずなのにとか、A島さんはあまりできる営業さんではないのかもとかも言わないであげてください。
そんなA島さんに対して、T本社長はすかさずタブレットを取り出します。こちらは電話せずに、M:netだけを使って進捗状況を確認しました。
今回聞かれているのは、確定納期や納品日ではないので、きちんと進んでいて納期に間に合うことさえわかれば、後の配送はなんとでもなるので、答えられることをスピーディーに答えることが大事なんですね。
製造業であれば、毎日のようにこういった進捗状況・工程状況の確認に直面しているはずです。従来のやり方であれば、工場の管理部門に問い合わせたり、会社に電話して状況を確認していましたが、M:netを使っているなら、工程が進む度にその状況が更新されるので、わざわざ電話しなくても進捗を確認できます。
電話をしないことの最大のメリットは、工場の手を止めなくていいということです。仮に1回の問い合わせに3分程度の時間が必要なら、10回問い合わせがあれば30分の時間を進捗確認に使うことになります。
今回のマンガの場合ですと、A島さんの時間と問い合わせを受ける工場の担当部門の両方が時間を取られてしまいますが、M:netがあれば一人が進捗を確認すればいいだけです。
結構大きな数字のように思います。案件数が多い工場ではもちろんもっと多くの進捗確認が必要でしょうし、1日30分節約と考えるとそれなりに大きな効率化ができるように思います。
もちろん納期を早めてほしいとかいう場合には、工場の段取りもあるので営業さんが独断で決めるのが難しい場合もあるでしょうが、少なくてもA島さんのようにむやみに電話をするということは減るはずですよね。
営業の現場ではスピードも大事です
A島さんはモタモタしている間に失注してしまったようです。
製造業に限ったことではありませんが、納期はお客さんが一番気にする部分です。もし納期に間に合わなかったら段取りが変わりますし、大切な部品や量産ラインに乗るような製品ならラインそのものが止まってしまって、大きな損害が出てしまうかもしれません。
今回は目の前で進捗や納期変更を依頼されましたが、電話で問い合わせが来ることもありますよね。そんな時にすぐにわからなければ「調べて折り返す」ことも多いと思います。でも問い合わせが何件か続いた場合には、折り返しを忘れてしまってお客さんに怒られることが・・・。ありますよね、私も何度も経験があります。
お客さんが怒るのは、納期や進捗が一番の心配事だからなんですよね。
T本社長もマンガの中で言ってますが、お客さんの一番の心配事に対して、できるだけ早く答えるということは、大きな信頼につながるはずです。
それをいち早く見れるM:netは工場を管理するだけでなく、営業的にアピールできるツールでもあるのです。
M:netの強みはインターネット
今どきインターネットで強いとか言われても困るかもしれませんが、M:netの強みはインターネットさえつながれば、どこからでも進捗状況や図面を確認できるところです。
多くの納期・工程管理ソフトはパソコンにインストールすることで、さまざまな機能を使えるようになります。言い換えれば、ソフトがインストールされていないパソコンでは何もできません。100台パソコンがあって、どのパソコンからでも工程を確認したいのであれば、100台にソフトをインストールしなければならないのです。
ですが、M:netではInternetExplorerやSafari、Chromeなどのインターネットを見るためのソフトやアプリさえあれば、特別なソフトは必要ありません。 工場でできるだけ面倒なことはしたくないので、導入しやすくて手軽に使えるのが一番ですね。
管理や入力をする場合には画面の大きなパソコンの方が楽でしょうが、納期や工程のチェックなら、スマートフォンやタブレット(iPhoneやiPad)があれば十分です。
【参考】M:netの推奨動作環境
パソコン
画面解像度 | 1024×768以上 |
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OS | Microsoft Windows 7・Microsoft Windows 8 / 8.1、Microsoft Windows 10・Mac OS X(10.6以降) |
ブラウザ | Google chrome、Microsoft Internet Explorer 11・Mozilla Firefox・Safari・Microsoft Edge |
iPhone・iPad
iPhone | iPhone5/5C/5S/6/6S/7(Plusを含む) |
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iPad | iPad2以降/iPad Air/iPad mini/iPad Pro |
ブラウザ | Safari |
「工程(進捗)の見える化」には多くのメリットが
A島さんの悪そうな顔を見ているうちに、ついテンションが上がって一気に書いてしまいました。 最後に「工程(進捗)の見える化」のメリットをもう一度整理しておきます。
- 進捗・納期の問い合わせに対して、工場の手を止めなくてもいい
- 早い回答でお客さんに安心してもらえる
- インターネットさえあれば、いつでもどこでも確認できる
他にも細かいメリットはたくさんありますが、生産管理の中でも工程・進捗・納期の管理は、お客さんにも安心してもらえるという対外的な意味でも非常に大事ですし、それが簡単にできるツールは大歓迎ですよね。