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漫画M:net 第1話「エムネットを知る!」

みなさん、こんにちは! M:netスタッフのKです。

「工程・納期管理ソフト」なんて言われると、最初はなんだか難しくて高額なシステムのように感じられるかもしれませんが、初期費用やランニングコストも低めで、数名程度の小規模の工場はもちろん製造業以外の現場でも採用されています。

さまざまな場面でお使いいただいているM:netですが、よりわかりやすく伝えられるように、「漫画 M:net」を作っていくことになりました。

今回は第1話「エムネットを知る!」をお届けいたします。




さて、まずはスナックでしょんぼりと飲んでいるのはT本製作所のT本社長です。
表情も冴えず、肩を落として飲んでいる姿は本当に元気がなさそうです。
最近の業績もよくないようなのですが、同じ工場経営者のM田さんの会社の業績が最近好調であることを聞きます。

どうやらその理由が、最近導入したソフトウェア=M:netで無駄をなくして経費削減できたことが大きいようです。


工場の無駄って何?

M田さんが言う工場での無駄っていったい何なのでしょうか?

  • 図面や指示書を探す時間と手間
  • 工程や担当者の確認
  • 納期や数量のミス

工場あるあるのような問題ですが、これらの3つが解決されたということなので、それぞれについて少し説明します。

【無駄1】図面や指示書を探す時間と手間

まずは図面です。製品によって、工程や図面の枚数、外注先などはさまざまであるため、もし仕様の変更などが生じた場合には、古い図面と新しい図面が同時に出回ってしまう可能性があります。

図面変更ほどでないにしろ、注意書きなどを増やす場合は、それらの図面がどこにあるかを確認し、同じ指示をすべてに書き込むのは大変な手間が掛かります。

そして、その基本となる図面は、分厚いファイルに紙で保管されていることが多いでしょう。おそらく取引先ごとに分けてあると思います。

定期的な発注であれば、前回と同じ品物を探すのは簡単ですが、数年に1回のような不定期で発注数の少ない品物を、過去の発注の中から探すのはかなり大変です。

作業指示書なども一ヶ所にまとまっているとは限らず、試験結果や作業のノウハウは別のところにまとめられたりしている可能性もあり、前と同じ品物を作る前に、多くの時間を使ってしまうこともあります。

このような時間のロスによって、残業することにでもなれば、二重のコストが掛かってしまうことになります

1つの図面をみんなで共有して解決

M:netであれば、図面や工程の指示は一度登録してしまえば、それを複数の人で共有して「同じものを」見ることができます。
現在進行中の案件はバーコードリーダーを使って簡単に調べられるため、探す手間・調べる手間を劇的に減らすことができます。

もちろん文字を入力しての検索も可能です。

【無駄2】工程や担当者の確認

製造業であれば、お客様からの納期の確認は日常の出来事でしょう。 このような工程を確認できるのはいったい誰でしょう。

すべての注文の工程が頭に入っているのであれば大丈夫でしょうが、それでも工程は着々と進んでいきます。
常に動いている製品が、今工場のどこでどのような工程にあるのか、いつ外注先から戻ってくるのかは、工場を直接のぞいてみたり、会社に電話して担当者に確認してもらったりする必要がありました。

確認が頻繁であれば、電話代も掛かりますし、その分工程管理を担当している社員の負荷も多くなってしまいます。

また確認のたびに作業が中断されるため、工程の遅れや再開時のミスを誘発してしまうケースも少なくありません。

どこからでも自分で工程を確認して、工程管理者の負荷を軽減

M:netはインターネットを使える環境であれば、「どこからでも」工程の進捗状況を確認できます。

専用のソフトをインストールする必要がないので、パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンからのアクセスも可能です。

これによって、工程確認に掛かるコスト(主に電話代と人件費など)を削減できるようになりました。

【無駄3】納期や数量のミス

作業指示書や現品票などと一緒に回っていくはずですが、例えば納期や数量が変わったときに、コピーした書類に同時に反映されるわけではありません。
工程担当者が1枚ずつ手書きで変更点を直していくのです。

もし、このうちの1枚でも直し忘れがあったら、その製品は正しい工程とは違う工程をたどり、仕様と異なる製品ができあがってしまったり、数量に過不足が生じたりするのです。

仕様に合わない製品は不良となり、1から作り直すことになります。
量が異なっていれば、作り足したり、一部を残して納品することにもなりかねません。

このようなミスは時間のロスだけでなく、材料費・加工費・運賃などがすべてが余分に掛かってしまい、利益どころか大きな赤字を生み出すこともあります。

常に最新の情報を共有。異なる指示を出回らせない

図面や工程をきちんと登録しておけば、常に正しい情報を一元的に確認することができます。

図面を1ヶ所で管理することにより、図面によって異なる情報が手書きでメモされるようなことがなくなり、前工程で生じた変更や注意事項なども引き継ぐことができ、常に最新の情報を社内で共有することができます。

納期・工程管理をシステム化してコスト削減

マンガの中にも出てきましたが、年間400万円を削減できたのは、フィクションではなく実話なのです。

修正や連絡、図面探しの時間を短縮したり、受注の入力などを簡略化することで在宅ワークに依頼することができるようになりました。それによって、人件費を削減し、同時にミスややり直しなどの多重に掛かっているコストを一挙に削減することができたのです。

必要最低限な機能を導入しやすい価格で

通常の工程管理ソフトはさまざまな工場で使えるように、あらかじめ数多くの機能が搭載されており、工場によってはまったく使わない機能も入っています。
当然、その開発費もソフト代に含まれますし、複雑な業務のサポートも入れれば、相応の金額になってしまいます。

M:netは誰でも簡単に、できるだけすぐに工程管理に使えるように配慮して作られました。
そのためどんな工場でも使う工程管理に必要な最小限の機能しか持っておらず、足りない機能は後から追加すればいいという考えで作られています。

「どの機能を使えばいいかわからない超多機能なソフトは必要ない」「初期投資に大きな金額は掛けられない」けれども、工程・納期はきちんと管理していきたいという工場に向いたシステムです。

またパソコンだけでなく、iPadにも対応していますので、端末の導入費用もかなり安価に済ませることができます。

油汚れなどの多い工場では、汚れの心配やメンテナンスの手間も掛からないタブレットやスマートフォンで使えるシステムが設置面積も小さくおすすめです。

今後も工程管理の効率化についての情報をお伝えしていきます

まだまだ工場の効率アップのために出来ることは、いろいろとありますが、今後もマンガの中やこのブログでも紹介していきます。

製造業では何よりもきちんと納期を守ることが求められます。

そのもっとも基本的で大事な工程の管理をスムーズに行うことは、工場の効率化やコスト削減には欠かせないものです。

今後も工場の管理に必要な情報をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


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