ブログ
現場でも便利なエムネットくらうど
現場で仕事をする人からすると、生産管理システムの導入は「面倒そう」だったり「難しそう」と感じたり、今でも仕事がまわって不便を感じないから、あまり必要性とは思わないかもしれません。ですが、現場でも生産管理システムは導入すると大きなメリットがいくつもあります。
その中でも代表的な現場視点で便利なところをご紹介します!
良いこと1「図面がいつでも引き出せる」
ものづくりの現場では仕事をするために必須の図面、いつの間にか紛失してしまったり汚れてしまって細かいところが見えない・・なんてことありませんか?エムネットくらうどはシステムに図面のPDFや画像を登録できるので、システムで検索をすればいつでも見たい図面を表示することができます。もちろん、図面データをパソコンなどに保存して印刷することも可能です。
エムネットくらうどは図面や仕事の情報を案件名、会社名、製品名などあらゆる条件で検索できるので、いつでもすぐに探すことができます。システムに図面をしっかり登録すれば図面管理としても利用ができるので、過去の仕事の図面を見たいときなどファイリングした紙の図面を探すことなく、すぐに目的の図面を探すことができます。
良いこと2「仕事の受注状況がわかる(負荷状況がわかる)」
エムネットくらうどは、仕事案件(注残)と工程進捗がパッと見てすぐわかります。今月いまの時点でどのくらい仕事があるのか、納期的に仕事がたくさん重なって無理はないかなど把握しやすくなります。また、納期が迫っているものは赤色で表示されるなど、遅れている仕事などすぐにわかります。
エムネットくらうどの開発元である日本ツクリダスでは、事務所と現場に大きなモニターを設置して朝礼に時間にみんなで見ながら仕事の確認をしています。現在の注残と工程進捗を表示して今日やるべき仕事、また営業や工程の都合で優先して進めてほしい仕事などをみんなで相談して納期遅れをなくし、スムーズに仕事が流れるようにしています。
良いこと3「前工程の状況がわかる」
加工の仕事をしていて、自分の工程の仕事が薄くなったり、薄くなったと思ったらドーンと沢山きたり・・などの経験は誰しもがあると思います。予め前工程の遅れを把握したり、自分の工程が手薄になる前に前工程に相談して仕事がバランスよくまわってくるようにできたら、無駄な残業や、ヒマと繁忙を繰り返さなくてすみます。
エムネットくらうどは工程の進み具合がわかるので、遅れてそうな仕事や大変そうな仕事が無いか事前に確認しておいて、前工程/後工程と連携してスムーズに仕事ができるようになります。無駄なく協力して仕事を進められます。
日本ツクリダスでは出荷前の検査の部門で納期遅れがでないように生産管理の役割をしています。全体の仕事や工程をみて、大変そうだったり遅れそうな工程があれば予め工程担当者に伝えてできる限り納期遅れのないように調整をしています。
加工の仕事は波もあるので、もともとの納期で無理があるものもあると思いますが、どうしても納期が遅れてしまいそうなものは、遅れてからではなく遅れる前にお客様に相談することも出来ます。
納期遅れをできるだけ減らし、納期が遅れそうなものは期限前に相談する事を徹底できれば、お客様からの信頼も厚くなります。
良いこと4「作業実績を登録して日報のかわりに」
エムネットくらうどは、工程ごとに作業の開始と終了の時間と作成した個数を記録できます。記録した情報はCSVデータで書き出しができますので、書き出したデータを集計すれば、だれが、どれくらいの時間でどんなものを何個つくったかを集計することもできます。
行った仕事とかかった時間を提出する作業日報であれば作業後に日報を提出する必要がなくなり、記録したデータからすぐに分かります。また、作業にかかった時間などの情報は集計すれば、人件費の原価計算にも活かせます。
良いこと5「チャット機能を利用して様々な記録を残せる」
エムネットくらうどは2023年にチャットの機能が追加されました。このチャットは案件ごとにチャットグループが作成されますので、仕事についての記録を文字で残しておくことができます。
例えば、チャットに加工で気をつけることや技術的的なメモ、外注さんにお願いする仕事であれば単価などを記録しておけば同じような加工の仕事が来たときに、参考にできます。
また、チャットはユーザーごとにメッセージを送り会えるので、もちろん現場から営業や生産管理、別工程の人に相談の連絡を入れることも可能です。文字の入力の大変さはありますが、急いでいない質問などはメッセージで送るようにしておけば記録も残りますし、相手の仕事の手を止めずに連絡をすることが出来ます。
現場でもメリットの多いエムネットくらうど
上記の他にも、納期や工程進捗がいつでも見れるので、現場だけでなく営業担当とも連携がしやすくなり無理なスケジュールの仕事を減らして、効率よく仕事ができるようになった。システムを中心として社内でのコミュニケーションが活発になったというお客様もいらっしゃいます。
生産管理システム〜エムネットくらうどを導入すると、現場でも”良いこと”や”メリット”があります。デジタル化やDXが進んでいくなかで現場にもメリットのあるシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?