導入事例

東大阪の金型メーカー「日清精工様」にエムネットくらうどの使い方を聞いてみた!

大阪の東大阪市で、金型製作や部品加工を行う日清精工様。
「納期と現場の進捗がひと目でわかるようになりました!」と語ってくださっていますが、金型メーカーとして、どのようにエムネットくらうどを使っていただいているのでしょうか。
日清精工様でエムネットくらうどの入力などを任されている、右田さんにお話を聞いてみました。



自社の運用に合わせて活用できるエムネットくらうど


ー エムネットくらうどでどんなことを管理していますか?

基本的に、工程の納期管理と進捗管理を行っています。
あれこれと他のことをするとややこしいから、使い方は結構絞ってますね。

ー 入力するときに意識していることなどはありますか?

最終の工程納期をいつにするかを、加工の種類によって変えています。
うちは、基本的な製品は、金型納期の1週間前を工程納期にしてるんですよ。
なんで1週間前かっていうと、金型は加工後に磨かなあかん時間があるんで、その時間を考慮して各パーツを組み立てていく必要があるんです。

ー 納期は自分で色々と設定できますもんね。

そうなんです。それに、やってる最中に「この工程で溶接しとかなあかん!」みたいなことが見つかるから、ある程度フィードバックできる時間を確保しとかないといけないんですよ。
だから、工程納期は金型納期の1週間前に設定しています。
他にも、焼入れが必要な金型があったりもするんで、そんなときは金型納期の10日前を工程納期にしたりと、製品に合わせて臨機応変に使い分けてますね。

あっあと、名前の付け方もちょっと工夫してるね!

ー 名前の付け方ですか?

そう。金型って、お客さんが違っても、似たような製品名のことが多いんよね。
だから、「品名」に入力するときは「お客さんの名前+製品名」っていう形で入れてるんです。

ー なるほど。入力の時点で、お客さんと製品が一致するように工夫されてるんですね。

そうなんです。
あとは、金型は1つの製品に対して、複数の図面があるんで、製番に金型本体、それに紐づく個別品番に1つ1つのパーツを登録する、みたいな感じで使ってますね。



情報を共有することで、それぞれの意識も高まる


ー 社内でもエムネットの活用は浸透していますか?

そうですね。でも、やっぱりはじめは迷いながらでしたよ、みんな。
システム使うのは初めてやし、自分のやってることが何のためになってるか、わからんかったら嫌じゃないですか。
だから、うちでは、エムネットで入力してもらったことが、どう反映されるんか見えるようにしましたね。
エムネットから抽出した作業ログを貼り出して、自分たちが入力した情報がどんなふうに数字として出てくるかをわかるようにしたんです。
おかげ様で、皆エムネットのことを理解してくれて、今では現場の方から「作業登録する用のバーコードついてへんけど」って言ってくれるほど、社内でも浸透しました。

ー 実際、社員さん同士で情報共有できていますか?

うちは、納期が一覧で書かれている工程表も、エムネットから引っ張ってきて社内に貼り出しているんですよ。
それと毎日昼礼の時間にエムネットの画面を見ながら、『今どこまで工程が進んでいるか』進捗の具合を皆で確認し合ってます。
また、各機械の担当者が1週間の自分の予定表を書いて、「自分はこの1週間、あれします、これします」と、自分なりの予定を組んで出してくれるようになりましたね。



“見える”からこそ守れる納期・工程


ー 他にもエムネットが役立っている場面はありますか?

納期管理と関連するんですけど、協力会社さんにお願いせなあかんタイミングとかもわかりやすくなりましたね。
金型って同じシリーズ物が3〜4面、一気に受注になることがよくあるんですよ。
そんなとき、1台の機械では到底間に合わない場合があります。

でも納期遅れって絶対NGやから、どうしても自社で間に合わん場合は、協力会社さんにお願いするわけです。
そのタイミングが、今まではギリギリまでわからんかったけど、エムネットを見れば進捗がすぐ見えるから、早めに判断できるようになりました。

実際、機械は動いてるけど、エムネットで工程を見ると1面分の作業が開始すらされてない、なんてこともあって…そんなときは同時並行で進めないといけないものが止まってる可能性があるんですよね。
現場を見ただけでは、進捗具合がわからんこともあるんですよ。何せ、機械は動いてるので。
なので、工程の進捗をひと目で把握できるのは、かなり助かってますね。

ー 現場以外の方にも工程が見える化されているということですか?

そうです!うちの場合、専務や常務が協力会社さんへの依頼を行ってるんですけど、普通に機械が動いてたら、今工程が遅れてるのかどうかって本人が申告せん限りわかれへんでしょ?
でも、エムネットを見てたら「昨日もこの工程が開始されてない、今日も進んでない」ってのが、加工者本人じゃなくてもひと目でわかるから、協力会社さんへ依頼せなあかんものの漏れがなくなるんです。

ー それは確かにシステムを使う利点ですね。

そう、そもそも上司に言いにくいじゃないですか「納期遅れそう」って(笑)
そうすると、本人も「今日の晩に機械動かしたらなんとかいけるかも…」と思いながらギリギリまで無理するから、いざ間に合えへんってなったときにはもう手遅れで、後手後手に回ってしまうんですよね。
だから、加工者以外でも現場の進捗が見えるってのは大きいと思います。



サポートととの並走がシステムの定着につながる

ー エムネットの運用ははじめから順調でしたか?

いや、最初は四苦八苦してましたよ、やっぱり。
普通の使い方も固まってないときに、ガントチャートがある方が良いんじゃないかー、とか色んな話が出たりしてね。
導入してすぐの頃は、ずーっと(サポート担当の)野口さんに電話してました!笑
あれどうやるん?これどうやるん?って聞きまくりです。
おかげで、最近やっと使いこなせるようになってきましたね〜。

ー 今はどうですか?

今は、すごいやりやすいですよ。
導入する前は専務とかが「システムってどこまで役に立つんや?」って言ってたんですけど、今は工程を見たいとなったら、「エムネット開いてー」って言ってるんで(笑)

たぶん、もっと色んな使い方がいっぱいあると思うんやけど、いきなり全部やるってのは難しいかなぁ。
ちょっとずつ慣れていって、徐々に使いこなせるようになれば良いかなって思いますね。



インタビューを終えて

右田さんは、エムネットくらうどの入力などをお一人で担当されているようで、インタビュー中もテキパキと操作しながら、お話を聞かせてくださりました。
その中で、印象的だったのは「はじめから全部やろうとしない」と話されていたこと。

システムを導入するとなると、どうしてもはじめから全部を使いこなそうとして、挫折してしまう方も多いのですが、システムを導入するときは、右田さんのように1つ1つを確実にできるようにしていくことが大切です。

弊社では、導入後にご不明点などが残らないように、ユーザー様のお困りごとには、サポート担当が迅速に対応させていただいています。

「こんなことで困ってるんだよな…」といったことがあれば、お気軽にご相談ください!