導入事例

町工場に必要なのは「IoT」?「IT」?

こんにちは!
在宅広報部、ブログ担当の瀧尾です。

「IoT」が世間に浸透して久しくなりますね。このブログを読んでくださっている皆様の中には、その存在を身近に活用している方も多くいらっしゃることでしょう。
私自身は恥ずかしながら言葉を知っていたくらいで、深く知る機会もなかったですし、普段言葉自体使うこともありませんでした。
ですが、よく考えてみると日本ツクリダスでは、「IoT」を利用して業務しているのではないか?いや、これは「IoT」なのかな?・・・??がいっぱいになってしまいました。というわけで、今回は日本ツクリダスではどんな風に「IoT」を活用しているのか、そもそもこれは「IoT」なのか、「IoT」についての角野社長への取材などを、ご紹介していきたいと思います。

日本ツクリダスの「IoT」

調べたところによると、「IoT」とは、「日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれており、身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みです。これまでも、パソコンや携帯電話などのモノがインターネットにつながっていました。IoTではこれまでインターネットとは無縁だったテレビやエアコンがインターネットにつながることにより、モノが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御などが可能となります。人が操作してインターネットにつなぐだけではなく、モノが自らインターネットにアクセスすることがIoTの特徴です。」とありました。
<参考> インターネットアカデミー ‘IoTとは?モノのインターネット’

例を挙げてみると、日常の生活の中では子供が学校に入ると自動的に親のところにメールで学校に着いたよと連絡がいくゲート。湯沸かしポットを使ったら自動的に離れたところで暮らしている親族に使ったという事が通知されるなど。製造業であれば代表的なものは工作機械が何個作ったのかというカウントを通知したり、今動いているのか、トラブルが起きているのかなどを機械がインターネットを通じて発信するというものになります。

たしかに、様々な機械がインターネットにつながると、日頃の業務だけでなく生活までも便利になりそうだな、とぼんやり思っていました。が、角野社長への取材の中で、「町工場に必要なのはIoTではなく、ITではないか。」というお話が出てきました。

そこでITについても調べてみると、「「IT」(Information Technology)とは、「情報技術」のことで、コンピューターやデータ通信に関する技術の総称。具体的には、コンピューターやインターネットを中心とするネットワークを活用し、会社の業務や生活に役立てるための技術を指すことが多い。現在は、「ICT」という用語が使われることも多い。」ということでした。

カンタンにいうと、人がパソコンなどを使って操作や通信をする事で便利になるツールと思って頂ければいいのではないかと思います。ITは人、IoTはモノと考えてもらえればカンタンかなと思います。

角野社長は、「個人的な所感ですが、製造業は‘何でもかんでもIoT’と呼ぶ風潮があります。ですが、実際は、ITとIoTは全く別のものです。知りたいことは、モノから発信される情報を有効活用できればいいのですが、実際には機器やソフトと導入するための莫大なコスト、運用や活用を行うノウハウや知識が必要なってきます。IoTを利用しなくても、ITで現場が今どうなっているのか、納期はいつまでなのか、どこまで進んでいるのか、などということが分かる方法はあります。」とおっしゃっていました。そして驚くことに、「日本ツクリダスのIoTはどの部分ですか?」と質問すると、「ニッツクは、実は全部ITなんです。」との答えをいただきました。

私なりに考えてみると、たしかにお客様からの「どこまで進んでいるの?」という電話を事務所や出先で受け取ったとき、現場のモノ(機械)が「ここまで進んでるよ」と教えてくれたら言うことなしですが、なかなかそうもいきませんよね。
日本ツクリダスでは、自社で開発し販売も行っているソフト『M:net(エムネット)』や様々なITツールを利用し、納期管理、工程管理など社内に業務役立てています。中でもM:netを利用することにより、インターネット経由で、現場にいなくても工場の状況を知ることができます。モノから、ではなく、ヒトが、インターネットを利用して管理していくソフトになります。知りたい情報は何か、インターネットをどのように使うか、ということをヒトがきちんと見極めることによって、業務が格段にスムーズになっていくことでしょう。

また、M:netと併せてオンラインでファイルや写真などを共有できる『Dropbox(ドロップボックス)』を利用し、文書管理を行っています。製造業では膨大な文書を管理する必要があり、その文書を探すためにフォルダをひとつひとつ開いては探すという行為を行っているのが通常ではないかと思います。M:netとDropBoxをうまく連携させる事によって納期管理や進捗管理と文書管理を一度にやってしまおうというわけです。これらが、日本ツクリダスが活用しているIoT、いえ、ITになります。

他にもこんなツールを使っています

日本ツクリダスでは他にも、スタッフ間の連絡やコミュニケーションのためにいくつかのツールを利用しています。

●Googleハングアウト



これは、スマホアプリLINEのような役割のあるもので、主にスタッフの業務連絡に利用しているそうです。
私は在宅なので利用していないのですが、お話を聞く中でこれはいいなあと感じたことは、例えば社長が不在のとき、お客様から社長あてに電話があったとします。電話を受けたスタッフはハングアウトで「○○様からお電話ありました。折り返し連絡お願いします。」などとすぐに送っておくと、これを見た社長は手隙の際にお客様に連絡できます。ちなみにですが、ハングアウトはスマホでも会社のパソコンでもどちらにも通知がいきます。電話を受けたスタッフは、社長がどこにいようと同じ方法で連絡する事ができてしまいます。そして、社長はというと出張に行ってようが、机に座ってようが、どこにいても同じ連絡を受け取れるわけです。「あ、社長に電話のこと伝え忘れてた!」なんていうこともありません。伝え忘れはもちろん、以前私が勤めていた会社では、不在の人のパソコンに「○○様から電話ありました」などという付箋がたくさん貼られていたものです。そのようなこともなくなるので、デスク周りもすっきり、頭のなかもすっきり、となりそうで、とてもいいなと感じました。
ハングアウトは他にも、音声通話やビデオ通話、グループチャットなどの機能があるので、LINEの仕事バージョンと考えると、ますます利用の幅が広がりそうですね。


●サンクスギフト
社内のSNSとして、サンクスカードを贈り合うサンクスギフトというアプリを利用しています。こちらは主に社内のコミュニケーションを取る手段としての位置づけで、フランクな発信を行っています。サンクスギフトについては、以前日本ツクリダスブログでも紹介させてもらいました。是非併せてご覧くださいね。
ブログ記事『SNSで「ありがとう」を伝えあっています』はこちら

導入から一年以上が経つサンクスギフトですが、スタッフの皆さんは当初と変わらず、「ありがとう」を贈り合っています。このSNSには私も参加させてもらっているので、皆さんの「ありがとう」を見ていると、時々くすっと笑ってしまう「ありがとう」もあったりして、息抜きのような、スタッフ同士のおしゃべりのような、楽しいSNSになっています。サンクスギフトにはニュースとして投稿した記事を共有する機能もあるので、ブログ更新のお知らせや社内のプチニュース、皆で共有したいネットのニュースや記事を紹介したりもしています。どんな「ありがとう」を送っているの?どんなプチニュースがあるの?など、また紹介させてもらいますね。



●ナレッジスイート
社内の業務連絡やタイムカード機能、また回覧などで利用しているのが、ナレッジスイートです。主に業務的な連絡などはこちらの仕組みで運用を行っています。このシステムで便利だなと感じたのが、タイムカードの機能を備えていることで、出勤したスタッフは毎日ナレッジスイートを使ってタイムカードを押さないといけません。タイムカード押すときに同じ画面内に掲示板やメッセージがある事を知らせてくれますので、必然的に確認できるようになっているという仕組みです。見逃せない業務連絡などがあるときも、スタッフ全員が毎日チェックしなければならない仕組みになっているので、見落としがなく連絡を確実に共有することができますね。
また、在宅の私も、ナレッジスイートで連絡を確認したり、スタッフとの打ち合わせのアポを取ったり、ときには聞きたいことがあるスタッフに直接ここからメッセージを送ったりして利用させてもらっています。

サンクスギフトとナレッジスイートに関しては、私も常に利用、閲覧できる環境にあるので、在宅とはいえ疎外感はなく、社内の様子をいつも感じながらお仕事させてもらえています。


また以前に、テレワーク(在宅ワーク)活用という事で取材を受けたことがあります。テーマはテレワークなのですが、テレワークを行うためにITツールは多く使われます。その時の取材記事が掲載されていますので、ぜひこちらもご覧になってください。
※日本ツクリダスは3社目に紹介頂いています。
取材記事はこちら


日本ツクリダスでは会社見学も随時お受けしています。
ITツールの活用方法、納期管理などの生産管理方法、文書管理方法など趣旨は様々ですが毎月5組くらいお見えになられています。また、最近は官公庁や商工会様などから見学会といった形でもお越しいただくようになりました。町工場としての管理方法、ITツールの運用方法などに興味のある方はぜひお声かけください。



製造業ではIoTとひとまとめに言われていますが、今回の取材を通してITツールを組み合わせたり活用することで便利な使い方や効率化の手段はたくさんありそうだなと感じました。今回の記事が、みなさまの日常の業務や生活の参考になるとうれしいです。お話を聞く中では、日本ツクリダスのITはまだまだこれからも進化していきそうなので、その都度ご紹介できればと思います。

それでは、次回のブログも楽しみになさってくださいね。