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知ってました?意外と知られてないエムネットくらうどの"7つのこだわり"
こんにちは、日本ツクリダスの角野です。
「エムネットくらうどってどんなシステムですか?」
そんな質問を受けることがあります。私はだいたい「クラウド型の生産管理システムです」と一言で答えてしまうのですが、それだけだと全然伝わってないなぁと思っています。
エムネットくらうどには、私が町工場の社長として現場でずっと困ってきた経験から、こだわりがたくさん詰まっているんですよね。「こうじゃないと現場で使えないよな」と。
今日は改めて、エムネットくらうどの特徴をご紹介します。すでにお使いの方も、検討中の方も、エムネットくらうどに込められたこだわりを知って、上手に活用してほしいなと思います。
1. ブラウザを開くだけで使える、っていうのは実はすごい話
まず、エムネットくらうどは、サーバーを社内に置く必要がない作りになっています。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、生産管理システムの世界では実はけっこう珍しい話です。多くの生産管理システムはサーバーを買って、社内に設置して、保守メンテしなければなりません。
でもエムネットくらうどは、パソコンでもタブレットでもスマホでも、ブラウザを開けばすぐに使えます。
事務所のパソコンでも、現場のタブレットでも、私のスマホでも、リアルタイムで同じ情報が見られる。「今、どこまで進んでる?」と工場に電話して聞く時間がなくなったのは、自分でも本当にラクだなと感じています。
Point
- サーバーの設置、保守メンテナンスが不要
- いつでも、どこでもリアルタイムの情報が入手可能
2. 【こだわり】"エラーが出ない"のは、わざとです
エムネットくらうどを使い始めた方から、「入力途中で保存できるんですね!」と、よく言われます。
実はわざとそう設計しているんです。
一般的なシステムは「必須項目が埋まっていません」「情報に矛盾があります」とエラーが出て先に進めないことが多いと思うんですよね。でも実際、製造業の現場では、情報が完璧に揃ってから仕事が始まるわけではありません。
うちが工場をやっていた時にもよくあった話なんですが、とりあえず受注の電話を受けて、図面は後でメールで来て、納期も「だいたい来週末」のような仮の話でスタートする。そんな現場のリアルに合わせて、あえて"ゆるく"設計してます。
矛盾を許す。空欄でもOK。現場で使うシステムには本当に大事な考え方だなと、自分の経験から思っています。
Point
- 情報が出揃わない現場の実情にあわせた、エラーがでない設計
- あえて「ゆるい」設計で、現場を止めない
3. 【こだわり】マスタ整備、しなくていいです
エムネットくらうどでは、マスタ整備を不要にしました。
「システム導入が大変」と言われる最大の理由は、マスタ整備ではないでしょうか。取引先マスタ、製品マスタ、工程マスタ…これらを整備するだけで何ヶ月もかかってしまいます。正直、私自身、過去に他社のシステムを検討した時に、これで挫折した経験があります。
そのため、エムネットくらうどには入力補助のためのマスタはあるものの、登録しないと使えないマスタはありません。だから、契約した翌日から使い始められるんです。
導入のハードルを下げる意味でも大きいのですが、それ以上に、マスタの維持管理という"終わらない仕事"から解放されるのが本当の価値かなと、私は思ってます。
Point
- 面倒なマスタ整備が不要
- 導入翌日から運用スタート
4. 現場ではタブレット、事務所ではPC、外出先ではスマホ
エムネットくらうどはブラウザで動くので、端末を選びません。
だから、次のように人や場所によって最適な端末で使えます。
- 事務所のパソコンで案件を登録
- 現場のタブレットで作業実績を入力
- 営業先のスマホで進捗確認
ホコリや油の多い現場にPCを置きたくないと考えるお客様が、本当に多いんですよ。うちの工場もそうでした。
タブレットなら設置場所も自由ですし、最近は「タブレット+バーコードリーダー」の組み合わせで現場運用するお客様も増えてきてます。
Point
- パソコン・タブレット・スマホ、どの端末でも利用可能
- 使うシーン、環境、人にあわせて柔軟に端末を選択できる
5. バーコード1枚で、「誰が・どの工程・いつまで」が一発でわかる
エムネットくらうどを活用すると、図面にバーコードを貼り、リーダーで「ピッ」と読むだけで案件情報が呼び出せます。
- 「この仕事、今どの工程?」
- 「納期はいつだっけ?」
- 「担当は誰?」
このような情報が、画面を探さずに一発で確認できます。
私が一番大事にしてるのは、現場の職人さんがパソコンを覚えなくてもシステムの活用を進められることです。バーコードを読むだけで使えるなら、ITが苦手なベテラン職人さんにもスッと馴染んでもらえます。現場を持ってる社長としては、すごく大きいことだなと思ってます。
Point
- 必要な情報を一瞬で引き出せる
- バーコードとリーダーで誰でも操作が簡単
6. "見やすさ"と"使いやすさ"には、けっこう本気で取り組んでます
エムネットくらうどの画面を初めて見た方によく言われるのが、「意外とシンプルですね」という感想なんですよ。
褒め言葉として受け取っています(笑)
生産管理システムは、機能をたくさん詰め込んでボタンだらけのシステムや画面が情報で埋め尽くされているシステムも多い傾向です。でも、それではシステムに馴染みがない方にとって、とっつきにくいですよね。
私たちは現場で使ってもらえないと意味がないと思っているので、シンプルさを優先してます。
「使いやすい」と「機能が少ない」って違うんですよね。シンプルだけど、ちゃんと管理できる。この絶妙なバランスは、自分たちも一番気を遣っているところです。
Point
- 画面がシンプルで直感的
- 厳選された実際の現場で使える機能
7. 【意外と知られてない】チャット機能で写真も図面も全部残せます
ここからちょっと熱く語らせてください(笑)
エムネットくらうどは、チャット機能が標準装備なのですが、正直この機能に関しては、「発明だな」と自分で自画自賛しちゃうぐらい超推しなんですよ。そもそも生産管理システムにチャットが搭載されてるのって、実はエムネットくらうどだけなんじゃないかなと思ってます。
「チャットなんてLINEやチャットワークを使えばいいじゃん」と思われるかもしれません。ちょっと待ってください。汎用のチャットツールでやろうとすると、いろんな案件の話がひとつのグループに混ざってしまい、わけがわからなくなるんですよね。「あの件、どうなった?」と過去を探そうにも会話が飛び飛びで追えない。こういった経験のある方は多いのではないでしょうか。
エムネットくらうどの場合、案件ごとにチャットが立ち上がるので、そういうことが起きません。「この仕事の話は、この場所で」っていうのが完全に分かれている。それだけでも現場のストレスがめちゃくちゃ減るのですが、本当にすごいのは、単なる会話ツールじゃないところです。図面管理もファイル管理も、全部このチャットとつながっているんです。
Point
- 案件ごとにチャット分けて管理できるから、検索性が高い
- 図面、写真などのファイル管理もラクラク
案件のチャット欄に、何でも残しておける
具体的にどう使うか紹介しますね。
たとえば、加工中にトラブルが起きた時。その場で写真を撮って、案件のチャットに貼り、状況を一言添えておきます。それだけで関係者全員に瞬時に共有され、しかもその記録がずっと案件と一緒に残るんですよね。
設計変更や図面変更があった時も同じです。「この図面、設計変更になったので差し替えてください」という連絡を、新しい図面と一緒に案件チャットに投げます。以下のような情報も全部ここに集めます。
- 納期が変わった
- 仕様が変わった
すると、「あれ、最新版はどれだっけ?」といった混乱がなくなるわけです。
それだけじゃなくて、段取り写真、検査結果、見積書、注文書、NCデータ——案件にまつわるありとあらゆるデータを、ここに紐づけて残せます。「この仕事はこういう注意点があった」「次にリピートが来たらこのNCデータを使えばいい」など、ベテランの頭の中にしかなかったノウハウや判断を、案件と一緒に積み上げていけるんですよ。
Point
- 次に同じ仕事を受ける際に、案件チャットを参考にできる(案件チャット内の会話、図面、段取り、検査結果、見積書、注文書、NCデータなど)
- 進行中の最新情報が一目瞭然
ノウハウが消えない会社"になります
私が一番大事だと思ってるのは、ここです。
製造業に携わっていると「あの案件、どうやって作ったんだっけ?」「この材料で加工した時、何に気をつけたっけ?」という話が、しょっちゅう発生すると思うんですよね。担当した人が辞めちゃったり、何年も経ってからリピートが来たり。
エムネットくらうどを活用すると、そういう時に、ベテランの記憶だけに頼らない運用ができます。案件を開けば、チャットも写真もデータも全部残っている状態を作れるからです。
3年後、5年後にじわじわ効いてくるんですよ、本当に。
正直、チャット機能だけのために導入してもらってもいいんじゃないかってぐらい、自信を持っておすすめしている機能です。
Point
- 担当が退職しても、ノウハウが継承される
- 過去案件の応用もベテラン頼りにならない
【最後にひとつ】段階的に導入できます
最後にもうひとつ、お伝えしたいことがあります。
エムネットくらうどは、シンプルな使い方からスタートできることです。
- 「まず工程の完了だけ記録する」
- 「納期だけ管理したい」
- 「日報としてだけ使いたい」
このように小さく始めて、慣れてきたら作業の開始時刻、終了時刻も記録するようにして、実績収集(日報)に発展させていきます。さらに慣れたら、CSVで書き出して、原価計算に使ってみるのもいいですね。
こうやって段階的にレベルアップできるのが、エムネットくらうどの魅力のひとつです。
価格も一般的な生産管理システムと比較して安価に設定しているので、「いきなりフル機能で使いこなさなければ」と、気負わなくて大丈夫です。できるところから、できる範囲で。現場のペースに合わせて使ってもらえたらと思っています。
Point
- 簡単な機能から段階的に拡張できる
- 安価だから気負わず導入できる
まとめ:アイデア次第で、いろんな使い方ができる
エムネットくらうどは、生産管理だけではなく、タスク管理・プロジェクト管理・在庫管理・メンテナンス管理など、アイデア次第でいろんな使い方ができるシステムです。
今日ご紹介した7つの特徴は、どれも「現場で使えなければ意味がない」というシンプルな考え方から生まれたものです。これからも大事にしていきたいと思ってます。
「うちの工場ではこんな使い方できるかな?」と気になった方は、お気軽にご相談ください。一緒に活用方法を考えさせていただきます。
現場の方が無理なく使えるシンプルな機能と操作性、柔軟性の高さを強みとし、1商品、1工程、1作業者単位からシステム化をスタートできます。無料デモも行っていますので、お気軽にご相談ください。
図面管理でお悩みなら、まずはご相談ください
エムネットくらうどは、生産管理とOCR検索がシームレスに連携されたシステムです。
月額5万円から利用可能。
詳しいことが知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
角野 嘉一(かどの かいち)
日本ツクリダス株式会社 代表取締役 / エムネットくらうど プロダクト責任者
前職において父親の経営する鉄工所でデジタル化を推進し、業務効率化とネット集客の両面から改善を行うことで、売上高200%アップを達成。その経験を土台に、2013年に独立して日本ツクリダス株式会社を創業した。金属加工業務と並行して、町工場でも使いやすい納期・工程管理システム「エムネットくらうど」を開発し、2025年現在では約170社が利用するサービスへと成長させている。
製造現場での20年にわたる実務経験に加え、DX・生産管理の両面に精通した専門家として注目され、テレビ、雑誌、Webメディアなどからの取材も多数あり、製造業界専門誌への寄稿実績もある。デジタル化の取り組みが評価され、2021年 全国中小企業クラウド実践大賞 近畿大会「近畿総合通信局長賞」、2024年 経済産業省「DXセレクション」優良事例企業に選出された。
著書『マンガでわかるやさしいDX デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本』では、現場で培った改善ノウハウを体系化。本記事でも、自身の経験と知見をもとに、町工場の現場で本当に役立つ生産管理とDXのポイントをわかりやすく解説している。